ファンタジー一次創作「時紡の唄」の 落書きや漫画を置いている場所です。 主にツイッターに挙げた単発作品を纏めています。
無償の愛
一年前のこれの漫画





















近くにいるようで いないようで


続きからいろいろ言わなきゃわからん伏線やら何やら










ラムダの発言「薬一つで動けるようになった」は言葉の通りです。
動けるようには、なったんですよ。ひとつめの薬で。

フローネが探していたのは
「痛みを取る薬」「熱を下げる薬」「毒の中和剤」の三つのお薬でした。

最初に持ってきたのが「痛みを取る薬」で
これは痛みでろくに動きも取れないのが一番つらいんじゃなかろうかと
あえて一番最初に見つけて、フォルに与えたのですが
これが逆効果になってしまったんですね。

フローネは普段から薬の調合に関しては失敗率が高く、あと二つ薬があるなんて
フォルは思ってもいないので、最初に与えられたこれが唯一の、
ただ一つの薬であると思いこむわけです。

それでお礼をしなきゃと、フローネに喜んで貰おうと、完治してない身体を動かして
彼女が欲しいと発言していた花、もとい薬の一つを取りに行くのでした。
フォルはポーカーフェイスなので、この時ラムダも完全に治ったと思いこんだんでしょう。

冒頭でフローネが持っているのは「熱を下げる薬」の材料になる花です。



それで探し求めたお花を差し出すシーンですが、
フォルは花の房を持って、長い茎を差し出しています。
普通、一輪草って、お花の部分が崩れちゃうので
茎が長かったら茎の部分を持ちますよね。

そしてこういう風に差し出されたら
多分、通常なら茎だけを受け取って、
手に触れることなく花を受け取ることができると思うんですけど

あえてこういう差し出し方をして、自分の異常な体温を悟られないようにしてるんです。


でもフローネはまだフォルが完治していないことは重々知っているので
こういう花の差し出し方をされて
色々と想いが爆発しちゃったような。そんな感じ。



長々ですね~~結局尻切れトンボ的な終わり方してますが
描けるものは描けたので自分は満足です。
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