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なんか色々自由にやってる創作らくがき場です。
【第二章】盗賊娘




徐念のあても無く生きる気力を完全に失っていたラムダは
ひとまず大きな樹の幹で仮眠をとることにした。今後の事はこれから考えようと。



暫くして目が覚めると、何故か身体を拘束されている事に気づく。
そして隣には同年代程の娘がいた。
セリアと名乗るその娘は、自分は盗賊であり領地内にラムダが居たため捉えたこと
自分は見張り役であること
そして何故この地にラムダが居たのかを問いかけた。

詳細を語りたくない彼は、集落を追放され行く宛が無いことだけを打ち明ける。
セリアは初め追放の理由を聞いてきたが、彼の表情を見て必要以上に追求することはなかった。

そして彼女はラムダの解放と引き換えに一つの提案を持ちかける。
自分も所属する盗賊団を抜けたいので、長である父親の前で共に一芝居売ってくれないかと。
人生がどうでもよくなっていた彼はこれに同意し、拘束を解かれ彼女と友に団長の元へ向かった。


団長である父親の前でセリアは、ラムダが高度な盗みの技術を持っていること、
また彼と組んで盗賊業をしていくため離団したいという要望を投げ掛けた。
これに父親は大反対したが、彼女は半ば無理矢理ラムダを連れその場を素早く去り、離団に成功する。



領地から離れ、ラムダは礼を言い別れようとしたが
セリアは一人は淋しいので一緒に行動しよう、と持ちかける。
ラムダは呪われた我が身を考えこれを断るが
彼女は呪いを解く手掛かりを見つけながら共に盗賊としての名声を挙げる旅、を提案した。

しつこく勧誘する彼女に、ラムダは感情的になってしまう。
その反動で、あの呪われた術を暴発させてしまった。

しかし、今回は手から水が湧き出す現象が出現する。

ラムダは自分の身体を益々気味悪く思ったが
彼女はこれに実際に触れ、凄いと感激した。


始めて自分の呪いを受け入れてくれたセリアに、彼は少し心を開き今後行動を共にすることを約束する。



こうして2人の宛ての無い旅が始まる。
先ずは近場の大都市、軍事王国カレッタを目指すこととなった。





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セリアは父親の他に家族がいないので
例外的に父親が団長である盗賊団に所属してます
おじさんばかりの団員の中でただ一人の子供、紅一点です
ちなみに盗賊団達の表の顔は船乗り

周りのおじさんたちはセリアの実力を自分以上と認めているけど
唯一父親だけは認めてくれなくて

「私だって一人前に出来るんだからね!!いまにみてろ!!!!」っていうのが
離団の理由です。反抗期ですね

でも父親にとってセリアは唯一の家族であり、娘だからね。
彼女はそこのところがまだちょっと鈍感なお年頃。




下は最後の手から湧水のシーン



気味悪い自分に触れ、受け入れてくれた彼女は、このときの彼にとって唯一の理解者
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